バリキャリで出産退職。でも地域と関わりながら子育ての場は作れる - アコさん

ご近所ラボ新橋にてアコさんにインタビュー

2017年10月2日

結婚して引っ越して、ご近所とかかわりたくなり、町会にあたってみたが、当時は子供が中学生以上の母親たちが婦人部を組織しており、子供がいないとご近所の輪に入れない気がしていた。田舎で暮らしたこともあるので、「ご近所」は憧れていたキーワード。煙たいけれど、なんらかの形で自分に関わって欲しいと思っていた。

数年前までモーレツサラリーウーマンだったが、仕事をやめたあと、自分の居場所を見失った気がした。自分と合うもの、していて楽しいもの、自分のことを話せる仲間が見つかる場を探し、ボランティア活動を模索し、いろいろ参加してみた。ビジネスの種を蒔いたりもしていた。そのうちに人のお手伝いだけでは人生もったいないと気づく。事業として取り組んでいた創業支援は、それはそれで意義はあるが、自分の好きなことをし始めてみる。始めて見たらああこれがしたかったことなのだ、と気づいていく。ご近所イノベーターに参加したのはいいきっかけとなった。

子供が生まれて、社会との接点がなくなり、ライフワークとして子供と一緒に過ごせる場を作りたいからアコラボを始めた。そこに来ていた方としまね×東京 のびのび子育てカフェ byアコラボを開催した。今は、子供とどう過ごすかが核で、子供に色々な体験をさせるために、何ができるかと考えるようになった。価値観が変わったとも言える。活動の形態は子供の成長などに従って変わっていくと思う。まずは一歩を踏み出すことにより、地域の中で、自分と同様、子供がいる人と共感していけ、その人の知り合いがさらに参加していくという循環になっていった。

付加価値の高い活動を進めるため、意識して暇な時間を作るという価値観を持つようになった。空いた時間に徹底的に考え、新しい経験にチャレンジし、新しいことを始める。していることを一つずつ見直し、自分は何を好きで誰のために時間を使いたいかを考えて、時間を効果的に使っていく。


幼児教育のカフェ・ワークショップを実施している

夫の父親が、身寄りのない老人の住まいとしていた、リビングと寝室の二間の家に、私たち夫婦が住んでいた。子供ができてから、子供を取り巻く身近なコミュニティを作りたいとの想いから、ゲストハウスとして貸し出している。海外からの宿泊客や、ワインを飲む会などの趣味のイベントに使っていただいている。私は、子供がたくさんの言葉に触れる「キッズことばカフェ」ワークショップを不定期で開催している。最初の一歩を踏み出した方への場としてお薦め。


民泊ビジネスを始めている

やりがいがあるので、苦労やハードルは感じていない。常に何かをしていたいタイプなので、新たなことを見つけていくのがすき。人に必要とされているという実感が得られることをしていきたい。人とないもの比べをしても仕方がないので、出来ることをしていこうとしている。

何かをしたいとまず口に出せたのが第一歩。そこから日程や場所が決まっていった。意見を否定されない環境で仲間に恵まれて、したいことが実現できていった。 同じように。ご近所で何かしたいという思いを持っている人のいる場所を探して行ってみる。 アコさんの場合は「ご近所イノベーター」がきっかけ。

自分は何が好きなのか、と立ち止まって考えてみる。やりたいことを書き出して、やると宣言してみる。そうして、始めたら、明日もやってみよう、と一日一日続けていく。
アコラボは一人で始めたことだが、経験がない活動はすでに始めた人と一緒にしている。
まずしたいことを言葉にし、話してみる。ブログをつけていくのもいい。

今後は、好きな漫画を生かしながら、幼児教育を手掛けていく。世の中のお母さんがどのようなことを考えているのかなどをモニターしている。これから何をして何を感じていくか、自分がどの方向に向いているかきちんと意識しながら生きていきたい。人とのつながりは続けていきたい。

 

 

※アコラボ
子供が泣いてもぐずってもよい、命をテーマとした映画上映会 + 子供とママの居場所に

しまね×東京 のびのび子育てカフェ byアコラボ
島根県の子育ての違いを話す。

※まめラボ
豆を煮て、豆料理を食べながら、食にまつわる思い出を聴き合う時間つくり
映画上映会の後に、ご近所イノベーターの修了生たちと始めた。たまたま第一回目のときの映画がみそ作りだったので、まめラボの名がついた。

※石鹸のリサイクルプロジェクト
東日本大震災のボランティアを通してつながった仲間と、石鹸のリサイクルプロジェクトに携わっている。女性のサードプレイスとしてのモデルケースが見えてきたプロジェクト。女性は、自分の意志とは別に、人とのかかわりにおいて変化が多いので、その人たちの核となる居場所作りをしたい。女性の居場所を作ることにより、男性の自由度も広げていきたい。

 

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